よくある質問
Q.漢方薬って体にやさしいけれど即効性がないイメージです。実際すぐに効果はわからないのでしょうか?
勘違いされることが多いのですが、決してそんなことはありません。慢性病の場合ゆっくりと体にやさしく効かせていきますが、熱病や風邪、化膿や腫れ、打撲といった急性病の場合は非常に早い効果が出ます。
Q.漢方薬は市販の薬や病院の薬とどう違うんでしょうか?
1人ひとりに生活環境や体格、食生活が違うことから、原因も症状も少しずつ違います。市販の薬は大多数の人に効果があるように作られていますが、漢方薬はいわば1人ひとりの症状に合わせてオーダーメイドする薬なんです。
Q.漢方は高価なイメージがあるのですが、いくらぐらいかかりますか?
平均すると1日分で500円~800円くらいになります。1度で処方するのは急性病の場合でしたら3~5日分程度、慢性病でしたら1ヶ月分くらいです。
Q.苦くて飲めないんじゃないかと心配です。そんな場合はどうすればいいですか?
これもよく勘違いされていることです。苦い成分も一部ありますが、全体としては調和がとれていて飲みやすくなっています。そのまま水で飲むか、お湯に溶かすかして飲んでいただけると思います。どうしても飲みにくい場合は丸薬の場合もあります。
乾癬・皮膚疾患(Q&A)
Q.漢方薬を飲む以外に何かしなければならないことがあるんでしょうか?
睡眠時間や生活環境の改善、炭酸飲料を控えるなど食生活の見直しなどのアドバイスはさせていただきますが、漢方薬以外に何かを買ってもらうなどはありません。
Q.健康食品を試しても効果を実感できる前にやめてしまうケースがほとんどでした。実際どのくらいで治りますか? 漢方薬も効果が実感できるまでにかなりの時間が必要なんでしょうか?
免疫力や皮膚の抵抗力が落ちている人の場合は3~5ヶ月かかる場合もありますが、大体は1、2ヶ月続けてもらえば実感してもらえるはずです。
Q.ステロイド剤を長年使い続けてきました。そんな場合だと効きにくいんでしょうか?
3年以上継続して使っていると皮膚は萎縮していきます。皮膚の免疫が落ちているので、そんな場合最初は漢方薬と併用してもらうので漢方薬単体での効果はわかりにくいかもしれませんが、皮膚の抵抗力がついてくればステロイドを手放すことができるようになりますよ。
Q.漢方薬をやめると再発しませんか?
皮膚の免疫力が上がっているので、再発はほとんどありません。ただし、完治後に乱れた生活をして皮膚自体の免疫か落ちると可能性はありますので気をつけてください。
子宝相談(Q&A)
Q.不妊に悩んでいたところ、知人が漢方で授かったという話を聞きました。どうして漢方薬で授かることができるんでしょうか?
不妊の原因は冷え性や貧血、生理不順などの「血の道症」であることが大変多いんです。ですので子宮や卵巣の血の巡りを改善してあげますと、イライラや生理痛もなくなり、自ずから満期出産できる体になっていくんです。
Q.効果がない場合もあるんでしょうか? どのくらい続けるとそれがわかりますか?
もちろんあります。例えば卵管閉塞や子宮奇形があるだとか、重症の子宮内膜症の方などとなると、西洋医学の分野です。まずは3ヶ月から半年続けて血の道を治し、体調が整ってもできないという場合は、これらの症状の可能性があるので、検査を受けてみてください。
Q.ホルモン療法を続けてもう3年になります。漢方に変えると副作用のようなものはないでしょうか?
ほとんどありません。だたしホルモン療法をやめると自己ホルモンが乱れて一時的に閉経する場合がありますが、体が整ってくると戻ってくるのでご安心ください。
Q.3度の流産経験があります。体がクセづいているともう無理なんでしょうか?
そんなことはありません。子宮内腔が汚れていたりうっ血していたりして十分な血液がなく赤ちゃんを育てる力がないと流産が起こります。しっかりと満期出産に至るまでの体作りをすることで、流産を繰り返した方からも実際にたくさんの喜びの声をいただいています。
Q.いつ頃まで飲み続けるものですか? 薬なんで妊娠したら飲まない方がいいんでしょうか?
うちでは基本的に妊娠まで飲んでいただいています。ですが、35歳以上になってくると、流産予防のため出産まで飲む方が多いです。妊娠後には特に安全な薬をお選びしますので、飲んでいただいても問題ありません。また産後に悪露を下ろすために飲まれる方もいらっしゃいますよ。