和歌山で約30年続く漢方薬局。子宝やメンタルの悩みから難病、慢性病などの改善に取り組んでいます。

江本薬局

店舗情報

江本薬局 漢方 子宝 不妊症 療法 外観 画像 写真
〒641-0014
和歌山県和歌山市毛見295-9
TEL.073-447-1725

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9:00~18:00
定休日
日曜・祝日・第一月曜
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Vol.104「風邪の後の咳」

Q67歳女性。風邪がなかなか治りません。一週間ほど前からで、引き始めは葛根湯を飲んでいたのですが治りきらず、今は咳が続いています。もともと喉が弱く風邪をひくとより喉が痛くなります。日中も咳が出ますが、特に夜中の咳が酷く病院でもらった咳止め薬でも止まらなく困っています。何か良い漢方薬はありますでしょうか。

A.風邪の後に、症状は治ったけれど咳がとれませんとよくききます。病院や薬局での気管支拡張剤や消炎剤、痰切り等で良くなる方も多いのですが、中にはなかなか良くならず一ヶ月以上も咳が続く人もいます。特に夜中に咳込んだり、誰かとお話し中に喉がチクチクとはしかくなり、こみ上げてくる感じで、つい咳込んでしまいます。割と年配の方によくみられます。
   咳は気管支や肺の異常が咳中枢神経を刺激して起こりますが、風邪と共に起こる咳には麻黄湯、参蘇飲、小青竜湯、駆風解毒湯、桑菊飲などがよく用いられます。しかし風邪の初期症状が治まっても咳だけ残る場合も多く、痰が出ると止まる咳には二陳湯、痰が粘稠で切れにくく、鼻やのどの乾燥感、しわがれた声、空咳には麦門冬湯や清燥救肺湯を使用します。また口が渇き汗が出るくらいに咳込み、黄色い痰が出るような時には五虎湯がよく効きます。一般的には風邪の後の咳にはこの五虎湯や麦門冬湯がよく使われています。
   使い古された言葉ですが「風邪は万病のもと」とよく言われます。特に高齢者は風邪をこじらせて肺炎や腸炎などを起こしやすくなります。血痰や微熱が続く黄色濃性痰の時には専門医を受診しましょう。さて風邪の予防としては体を冷やさないこと、外出から帰った後のうがい、少しおかしいと思ったら早めの睡眠などを心掛けましょう。どんな病気にも養生が大切です。